大阪府住宅リフォーム推進会議パンフレット 


大阪府住宅まちづくり部・大阪府住宅リフォーム推進会議からの依頼で 「自宅で住み続けるための住居改善のすすめ」〜高齢者・障がい者の住宅改修と福祉用具の利用について〜 というパンフレットをまとめました。 大阪府の植茶技師の原案を元に福医建研究会・快居の会のスタッフで、6人ほどのチーム を作り編集、版下作成まで取り組みました。印刷されたものは、府下の市町村の福祉系の 窓口などに置かれるとのことです。

本来は、A4に折り畳む、A4×4枚裏表で8ページのパンフレットですが、表紙+裏表紙、最初 の見開きの2ページ、もう一度開いた左右の各2ページを、A3サイズ4枚形式のPDFファイル にまとめ、ホームページにて公開いたします。


大阪府住宅リフォーム推進会議パンフレット



 ケア連携型バリアフリー改修補助事業の取り組み 


福医建研究会では、国土交通省の補助事業である高齢者等居住安定化推進事業のケア連携型バリアフリー改修部門に、平成22年度から<福祉医療建築の連携による住居改善相談事業>として取り組んでいます。当初は大東市と吹田市を活動エリアとしていましたが、平成23年度はこれに高槻市を加えることになりました。
22年度は補助金交付の申請業務などに時間がかかり、実際に改修工事に着手できたのは、平成23年2月のほぼ1ヶ月のみという状態でした。市職員により先行して相談業務が可能だった大東市域のみで、やっと10件の改修工事が実施できました。 23年度も10月現在、大東市域においては着工段階のものがありますが、吹田、高槻市域では、まだ正式な相談業務に進んだ事例がないという状況です。

23年度版の「ケアバリ」パンフレットをPDFファイルで公開いたします。大東、吹田、高槻市域のみでの活動ですが、このエリアでのバリアフリー改修について、収入制限がなく補助金が交付されます。お心当たりの方は快居の会受付にご相談ください。
なお、この取り組みは平成24年度も継続して実施する予定です。


パンフレットのPDFファイル


平成22年度から3年にわたり福医建研究会が取り組んだ「ケア連携型バリアフリー改修補助事業」は24年度で終了しました。3年間の取り組みは、3回にわたり福医建研究会例会で報告しましたが、計23件の改修効果やこの補助事業の枠組に対する評価などは、これから報告書にまとめていきたいと思います。




 福医建デンマーク視察旅行2011報告書 


福医建研究会で企画した3回目の海外視察は、2009年の第2回ツアーから2年半後の2011年11月末から12月にかけ、現地参加も含め7名という小人数で行われました。デンマークのコペンハーゲン周辺のみを巡り視察3日、観光1日、5泊7日という強行日程の節約旅行でした。
2012年3月10日の例会で、この研修旅行の報告を行いましたが、例会で配布した報告書(CD版)をホームページにアップいたします。


デンマーク視察旅行2011報告書



 福医建イギリス・デンマーク視察旅行報告書 



福医建研究会では、2004 年の北欧視察旅行(コペンハーゲン・ストックホルムを巡る福医建研究会初めての海外視察) からちょうど5年後にあたる、2009 年3 月にイギリス・デンマーク視察旅行を 企画し、12 人のメンバーでロンドンとコペンハーゲンを中心に巡りました。

帰国して2 週間という強行スケジュールで報告書を作成し、2009 年3 月28 日の研究会例会で、視察旅行の報告会をしました。 なにぶん大急ぎで作成した報告書なので、2009 年秋に若干手直しした、改訂版を作成しています。

改訂版「NPO 福医建研究会 イギリス・デンマーク視察研修ツアー報告書」を、 公開することにいたします。
4 つのパートに分割して、PDF ファイルとします。



 関西大学月が丘住宅(QOL改善提案モデル) 


関西大学月が丘住宅

福医建研究会は、関西大学が文部科学省の「学術フロンティア推進事業」として推進する「高度福祉社会のQOL改善に寄与する生活支援工学の実践的研究」、そしてその拠点となる実証実験住宅「関西大学月が丘住宅(QOL改善提案モデル)」の建設にも協力しています。

関西大学月が丘住宅は2007年2月、吹田市千里山月が丘22番2号(阪急千里山駅北東約700m)に竣工し、居住体験ゾーンや衛生設備シミュレーションゾーンなど、高齢者・障害者およびその支援者が利用可能な地域に開かれた研究施設を目指しています。

関西大学生活支援工学研究ユニットのホームページも参照ください。 「月ケ丘住宅」のボタンからミニツアーとして、居住体験ゾーンなど、 5つのゾーンの紹介ページを見ることが出来ます。


関西大学月が丘住宅の見学や体験利用の申し込みは、上記、生活支援工学研究ユニットのホームページから、見学申し込みのボタンをクリックして、 ファックスによる申込みフォームをダウンロードのうえ、ファックスにて申し込みください。



 やさしいまち大東バリアフリーマップ 

福医建研究会は2003年度、2004年度の2年間にわたり「やさしいまち大東データ構築事業」業務委託を大東市から受けました。視覚障害、聴覚障害、車椅子使用などの障害者(市民を中心に)、市の理学療法士、作業療法士、関西大学の学生、福医建研究会の建築士などがチームで、市内の公共施設、民間施設のバリアフリー調査を行いました。大阪府福祉のまちづくり条例の適合度などを判定しました。この結果をバリアフリーマップにまとめました。
市内全所帯に配布した「やさしいまち大東バリアフリーマップ」のPDFファイルを公開いたします。

大東市
(大阪府大東市)

(※PDFファイルを閲覧するにはAdobe Acrobat Readerが必要です)
なお、配布した印刷物は、マップ西の右にデータ西が印刷され、裏は上下反転して右にマップ東、
左にデータ東が印刷されています。西または東のマップとデータを壁にピンナップして見ることが
出来、めくり上げると残りの半分を見ることが出来る構成になっています。



 福医建北欧視察旅行2004報告 


福医建が企画して多くの会員が参加した最初の海外視察旅行は2004年の春でした。
3月3日から12日まで、デンマークのコペンハーゲン周辺と、スウェーデンのストックホルム周辺を巡りました。
2004年7月17日の例会で、北欧視察旅行報告会を行っています。
紙ベースの資料しか見つかりませんが、スキャンしてホームページにアップします。


北欧視察旅行2004報告書



「豊かな老後をささえる住まい」パネル製作


福医建研究会の2001年度の取り組みとして、竣工してまもない大阪市立住まい情報センター(天六)のために、展示用のパネルの製作を受託しました。「豊かな老後をささえる 住まい」をテーマにA1サイズのパネル16枚を制作し2002年3月末に納品しました。 十数年を経たこれらの古いパネルは、もう住まい情報センターには残っていないようです が、福医建の事務所には縮小コピーなどが残っています。A4サイズに縮小コピーしたもの を、記録としてホームページにアップすることにしました。 十数年を経過していますので、当然古くなっている部分もありますが、基本は大きくは変 わっていないと考えます。利用出来る制度やサービスは当然変化しています。(ATCエイ ジレスセンターの案内も、電話やホームページに変化はないようですが、休日や開館時間 は新しい情報を確認ください)


また、このパネルの1枚に「高齢期を自立的に過ごすための住まいの点検」があります。 いろんな場面で使っていただけるので、A4×2枚のPDFにまとめ直しています。裏表印刷 して使ってみてください。


高齢者・障害者のための住宅改善の本   福祉医療建築の連携による
 高齢者・障害者のための住宅改善 

   馬場昌子+福医建研究会著

     A5変判・160頁・2800円+税
     2001年10月10日発行

    学芸出版社より発売中!
〜あとがきより〜

 4年前、作業療法士の尼寺謙仁さんの提案から始まった福祉・医療・建築の連携のための「共通言語化プロジェクト」の成果が、今回、出版の運びとなった。長年の研究会仲間である彼が、リハビリテーション領域の説明をするとき、建築や福祉の領域のものにもよくわかるようにと、ほとんど専門用語を使われることはない。その彼からの提案だったので、普段、私たちと話すときに相当工夫されており、不便だったのだろうと実感できた。
 なるほど、本書「2・3 リハビリテーション」を読んでみると、「これくらいのことは知っておいてね」という彼からのメッセージが伝わってくる。以前、大学の授業で、「骨学」だけで半期の授業を開講されていたと伺ったことがある。本書では「コツ」に関しては、4分の1ページの記述である。そういう知識のレベルであることを肝に銘じ、専門分野の奥の深さに敬意を表しつつ、せめて門前の看板程度は読める知識を身につけて、連携しようということである。
 同様のことは、建築についても言えるし、福祉についても言える。  建築の立場からすると、住居改善支援を進めていく上で、間取りや家具の配置くらいは、どの分野の人でも図面化できるようになって欲しいと切望している。住まいを扱うのに、その空間の形状と大きさ、空間のつながりについて表現できること。この力がつけば、住まいの何が問題であるのかという勘どころは押さえられるはずだ。そして、「間取り図」を介することで、住居改善がスムーズに進むことであろう。  そのために、「2・5 あらかじめ調べてみよう」を読んで、ご自宅の間取りを描くことを実践していただきたい。今まで、どのように図面を読み・描きするのか戸惑っていた方々も、「ハハーン、なるほど」といった調子で、図面表記のコツをつかんでいただけることと思う。実際、筆者は、医療・福祉系大学の授業で、簡単な説明だけで、学生さんたちがそこそこの「間取り図」を仕上げることができることを体験している。 特に、新しい職種であるケアマネジャーさん達には、住居改修のために「間取り図」を活用していただけたらと願っている。
 本書を執筆した主要メンバーは、福医建研究会に集い、高齢者・障害者の在宅生活支援に取り組んでいる各分野の実務家である。本書が出来上がるまでには、2年間に重ねた研究会での議論を踏まえている。専門の垣根をこえた共通言語化への熱意を汲み取っていただきたい。
 本書が、同じように連携して住居改善に取り組もうとしている多くの分野の方に役立つことを希望する。

馬場昌子



 仮設住宅の改善・工夫 


1995年4月22日発行の古い資料「仮設住宅の改善・工夫 ー緊急調査報告と提言ー」を 福医建ホームページに収録します。まだNPO法人以前の福医建研究会メンバーが中心にな り阪神淡路大震災から3ヶ月という時期に急ぎまとめ、朝日新聞厚生文化事業団が出版を 引き受けてくれたものです。
経緯については、第1章に詳しい報告があります。第2章は実態調査の報告、そして大き なボリュームを占める、第3章では部位別の改善の様子や改善事例が報告されています。 そして提言、参加者からの一言や資料が続きます。4分割してPDFで表示いたします。



 住居改善支援策に関する実践的研究 

「福祉・医療・保健・建築の連携による住居改善支援に関する実践的研究」は、福医建研究会が1993年度の全労済高齢社会問題研究助成を受け、大阪府下のいくつかの自治体が取り組みつつあった「住宅改造モデル事業」を取り上げ、総合的な生活の支援のための住居改善という観点から、その技術論的検討を行った結果を1994年3月にまとめたものです。 <ホームページの容量が増えたので、また古い資料を発掘しました。>
大阪府住宅改造推進検討委員会として同じく平成6年3月付けでまとめた、 大阪府福祉部「住宅改造を進めるために -高齢者・重度身体障害者住宅改造助成モデル事業- 」 とは双子の報告書です。


   表紙・目次・第1部 1.住宅改造の事例 1 (2.8M)
                 住宅改造の事例 2 (2.4M)
 2.技術的側面からみた住宅改造の現状と課題 1 (2.6M)
   技術的側面からみた住宅改造の現状と課題 2 (2.9M)
          第2部 組織的検討 1 (2.5M)
               組織的検討 2 (1.9M)



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