介護保険による住宅改修など小規模工事にも連携してしっかり取り組もう

出前型相談の持ち込み/多分野の連携による取り組みのお願い

 以前は、福医建の多分野の会員が連携して改善に取り組む機会が多くありました。最近では比較的高額の改善事例を快居の会に持ち込まれることはありますが、介護保険の住宅改修費や住宅改造助成の範囲といった比較的小さな規模の改善に、連携して関わる機会が少なくなっているようです。熟練した専門の施工者が育っているとすれば良いことではありますが、多分野の関係者がしっかり連携して取り組むことにより得られることも多いと考えます。
 介護保険による住宅改修の問題点についてマスコミにも取り上げられるようになりました。福医建研究会の趣旨からも多分野の会員が連携して介護保険の住宅改修に取り組むことは緊急の課題だと考えます。理事会+運営委員会において、今年度の実践事業として、介護保険の住宅改修にしっかり連携して取り組むことを決めました。介護保険の住宅改修など少ない予算の小規模な住居改善の事例を、会員の皆様から本会に大いに持ち込んでいただき、(大阪ガス福祉財団助成などを財源に、)多分野の関係者がしっかり関わった改善の取り組みにしたいと考えます。もちろん快居の会による出前型相談は無料です。
 本会での活動は例会参加のみという会員の皆様、一歩踏み出して連携をしっかり推し進めてください。福医建研究会事務局または快居の会受付(TEL/FAX06-6946-6161)にご連絡ください。

(特活)福祉医療建築の連携による住居改善研究会 理事会/事務局

TEL/FAX 06-6231-1277

URL :http://www7.ocn.ne.jp/~fukuiken Eメール:fukuiken@eagle.ocn.ne.jp

 (特活)福医建研究会では、介護保険による住宅改修などの小規模な住宅改造工事が、十分な検討なしに安易に実施されている現状を憂慮して、上記のような呼びかけを2002年7月1日に行っています。また快居の会の相談スタッフを始め、各分野の専門家を無料相談に派遣するための財源確保にも努めています。
会員、会員外を問わず住居改善に関わりのある皆様から、快居の会に要請いただければ、建築士を(必要に応じ他の分野の専門家も)出前型相談、アドバイス業務に無料*で派遣いたします。対象者と家族の住生活をしっかり考えた改善に、連携して取り組みたいと思います。まずは電話で快居の会にご相談ください。
 もちろん高齢や障害のため住まいに困りごとのある方やそのご家族から直接のご相談もお受けしています。

*2回までの派遣、相談、アドバイスとその準備作業など、延べ8時間程度の業務と想定しています。より丁寧な対応が必要と考え、設計監理業務委託など有料業務を薦めることがあるかもしれません。有料業務となる場合には、必ず事前に建築士などの相談スタッフが十分な説明をいたします。

快居の会受付 TEL/FAX 06-6946-6161


下記ホームページにもアクセスして下さい。福医建研究会、快居の会の紹介をしています。

URL:http://www7.ocn.ne.jp/~fukuiken

福祉・医療領域と連携した私たちの仕事
□ 住居改善相談、設計、監理    □ まちづくり調査
□ 住宅・施設の計画、設計、監理  □ 相談会、研修会の企画
〒540-0036
大阪市中央区船越町1-6-2-702 アトリエVOID気付
(特活)福祉医療建築の連携による住居改善研究会 住居改善実践事業部 快居の会

快居の会メンバー

明石 友宏(双葉都市設計工房)
小倉 勝彦(アトリエVOID)
馬場 健一(馬場健一建築研究所)
松村 優(創造福祉空間研究所)

今井 俊夫(今井環境建築事務所)
川上 昌宏(デビックス建築設計事務所)
馬場 昌子(関西大学工学部建築学科)
村山 みのり(住居科学ジャパン)

上田 猛(上田猛建築事務所)
佐藤 和子(佐藤建築事務所)
福田 由利(アトリエ・ドゥ・フクダ)
山口 敏充(山口計画事務所)

 


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